閉鎖前のリハビリスペースに並ぶ3台のベッドと仕切りカーテンの様子

【閉鎖・廃業の片付け】リハビリステーションの設備撤去・備品整理|東京都世田谷区の施工事例

東京都世田谷区にて、地域密着型のリハビリステーション様より、閉鎖に伴う院内全体の片付け・設備撤去のご依頼をいただきました。

ベッドや処置カート、医療機器、書類棚などがそのまま残された状態で、施設の責任者様からは、

「片付けに手が回らず、専門的な業者に一括で任せたい」
「医療機器や処置棚などの取り扱いに不安があるので、丁寧に撤去してほしい」

とのご相談をいただき、今回は4名体制・3日間で作業を実施いたしました。


ご依頼内容の詳細

施工場所 東京都世田谷区
対象物件 閉鎖したリハビリステーション(処置室・ベッドスペース・準備室)
作業スタッフ 4名体制
作業期間 3日間
作業内容 ・ベッド・処置カート・医療機器の解体・撤去
・書類・薬品・消耗品の分別および箱詰め
・棚やストック品の整理と運搬処理
・院内床・棚内部の簡易清掃
・空間全体の原状回復に向けた仕上げ対応

片付け前の状況と課題

室内には、ベッドや治療用カート、点滴ポール、血圧測定器、電気治療器などが使用されていたままの状態で残されており、カーテンや保管棚には大量の医療備品が整理されずに積まれていました。

また、処置室には小型の冷蔵庫や電源機器、配線が張り巡らされており、専門的な扱いが必要な設備も含まれていたため、慎重な作業が求められました。


作業の流れと対応

① 初日:備品・書類類の仕分けと搬出準備

まずはストック棚や引き出し内の医療用品、文書類、衛生品、薬品をカテゴリ別に仕分け。

未使用品はお客様に確認を取り、リユースまたは回収処理を選別しながら段ボールに梱包。処置カートや棚の中も空にし、搬出準備を整えました。

② 2日目:ベッド・医療機器類の分解および撤去

ベッド類は一部解体を行い、通路養生の上で慎重に運び出しました。

電気治療器・測定機器などの精密機器は通電確認後、安全にケーブル・電源を外し回収。

処置台や吸引装置は2名で対応し、室内にキズがつかないよう丁寧に養生を施しました。

③ 3日目:簡易清掃と仕上げ作業

最終日は、取り外し後の床面・棚まわりのホコリや汚れの清掃を行い、壁面・照明スイッチ・備品棚の拭き取りまで対応。

最終確認後、原状回復可能な状態まで整え、お引渡しとなりました。


作業完了後の様子とお客様の声

施設内はすべての備品が撤去され、明るく開放的な空間へと生まれ変わりました。

照明の反射もはっきりと感じられるほど清掃が行き届き、「片付け後に内装工事がスムーズに入る状態」に仕上げました。

ご依頼主様より、

「素人では到底手に負えない設備ばかりだったので、本当に助かりました。作業も丁寧で安心できました。」

という嬉しいお言葉を頂戴しました。


現場責任者より

片付けスタッフの宇田川史郎

リハビリステーションの片付けでは、電気系統を伴う機器の取り扱いや、ベッド・処置台など大型備品の撤去が主な作業となります。

また、書類や薬品などの取り扱いにも注意が必要なため、事前にお客様と丁寧に確認を重ねながら進めることが重要です。

今回は作業中の立会確認にも柔軟に対応いただき、大変スムーズな現場運営となりました。


医療・福祉施設の閉鎖・廃業に伴う片付けもお任せください

当社では、東京都内をはじめ、医療・介護・福祉施設の閉鎖に伴う片付け作業を数多く承っております。

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