【閉業対応】閉鎖したアクリル加工工場の全体片付け|埼玉県さいたま市桜区の施工事例
埼玉県さいたま市桜区にて、アクリル製品を長年手がけてこられた加工工場の閉業に伴い、工場内の什器・機材・材料など一式をまるごと片付ける作業をご依頼いただきました。
ご相談いただいたのは、事業終了が決まってから時間が経過し、工場内にアクリル板や機材、加工済み部品、細かな資材などが手つかずで残されたままの状態。限られた日程の中で、工場全体を整理・撤去し、次の用途へ引き渡すための清掃までを含めた一括対応が求められました。
作業内容のご紹介
ご依頼内容 | アクリル板、端材、部品類、工具などの仕分けおよび搬出、作業台や収納棚、什器の解体・撤去、加工に使用されたヒーター類・送風機・空調設備の取り外し、粉塵や切削片の除去を含む工場内清掃 |
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対象物件 | 閉鎖済みアクリル加工工場(平屋構造) |
ご依頼地域 | 埼玉県さいたま市桜区 |
作業期間 | 作業日数:3日間 |
作業スタッフ | 作業スタッフ:4名体制 |
片付け前の状況と課題
現地に伺った際、工場内は多量の材料や什器、加工用の機器で埋まっており、特にアクリル端材や包装資材などが床面を覆っている状態でした。
アクリル加工という業種特有の細かな削り粉が床に堆積し、スリップの危険もあることから、安全に配慮した撤去作業が必要と判断しました。
また、備え付けの作業台や棚は重量があり、通路を塞いでいたため、まず動線の確保から作業をスタート。
可燃ごみ、不燃物、金属、再資源ごみをしっかりと分別しながらの搬出となりました。
工場内片付け作業の流れ
① 初日:資材・部品の仕分けと小物類の搬出
まずはアクリル板や切り出し済みパーツ、梱包資材などの仕分けを実施。透明な端材やビニール包装材は、種類や再利用可否ごとに細かく分類し、袋詰め・段ボール詰めで整理しました。
工具や計測器も用途ごとに箱詰めし、可燃・不燃・金属などに分けて積み込み。手作業中心の工程ながら、処分とリユースの両方を視野に入れ、徹底した仕分け作業を行いました。
② 2日目:什器・重量機材の撤去
2日目には、作業台・収納棚・簡易工作機械などの什器類の解体・搬出を実施しました。一部の機器は配線が複雑だったため、電源管理に注意しながら、スタッフが手分けして取り外しを進めました。
また、室内に設置された送風機や仮設ヒーターの撤去もこのタイミングで対応。重量物については、複数名で協力して運搬を行い、傷をつけないように床養生にも配慮しました。
③ 最終日:清掃仕上げと最終チェック
最終日は、細かく残っていた粉塵やアクリル削り粉を中心に、ほうきとモップで床を清掃。端材の削り跡が多く見られたため、作業台下や壁際も徹底的に拭き上げを行いました。
整理後は空間にゆとりができ、引き渡し可能な状態に。長年使用されていた現場とは思えないほど、すっきりとした印象に仕上がりました。
作業後の様子とお客様の感想
作業完了後に現場をご確認いただいたご依頼主様からは、
「想像以上に早く、そして丁寧に作業してくれて驚きました。積年の汚れまでしっかり対応してくれて助かりました。長年使った場所だったので、きれいになって心の整理もできました。」
というお声を頂戴しました。
現場責任者からのコメント
今回のように、アクリル加工工場のような専門職種の現場では、単に不用品を撤去するだけでなく、「安全性」「材質別の適切な仕分け」「細かな資材への対応力」が問われます。
閉鎖や移転に伴う片付けは、精神的にも体力的にも大変な負担になりますが、私たちプロの片付け業者がしっかりサポートいたします。
今後も、お客様の思い出や歴史が詰まった場所に敬意を払った作業を心がけてまいります。
工場・作業場の整理はお任せください
当社では、さいたま市をはじめとする埼玉県内全域にて、閉鎖工場の片付け、機材の搬出、什器の解体、資材の仕分け、清掃まで一括対応いたします。
- 工場を閉鎖することになったが、片付けの目処が立たない
- 重機や加工設備があり、通常の不用品回収では対応できない
- 整理後に次の用途へ引き渡せる状態まで整えてほしい
このようなお悩みをお持ちの事業者様は、ぜひ一度ご相談ください。現地調査・お見積りも迅速に対応いたします。